青森県心の健康づくり連絡協議会

メンタルフレンドと同じく今年で4年目を迎える「青森県心の健康づくり連絡協議会」に参加してきた。

主管は県立精神保健保健福祉センターで、議題は「地域におけるひきこもり支援の現状及び今後の課題について」

年々参加団体が増え、若者サポートステーションや親の会などの民間団体のほかに、精神保健福祉業務に従事している青森・弘前・八戸の市職員も交えながらの情報・意見交換。

今回特に印象的だったのは、障がい者支援課(青森市)の職員が参加していたこと。

青年期の課題として「就労支援」は切り離すことのできないテーマとなるが、適応障がいや発達障がいといった何かしらの生きづらさを抱えている方が、障害福祉サービスを利用する形で居場所や役割を見出していくことも決して少なくない。

これまでも保健所には声が掛かっていて、保健師さんが来られていたこともあったが、今回は保健所からさらに障がい者支援課へ声掛けがあったらしく、どちらからも精神保健福祉士の方が来ていた。

青森県では「ひきこもり地域支援センター」も未設置のままとなっている。

発足に向けての動きも出て来ているようであるが、どう機能するかが肝心であり、無い物ねだりをしても仕方がない以上、今ある社会資源がどう結びついていくかがポイントとなるはず。

県の精神保健保健福祉センターと、市の障がい者支援課が、緩やかにではあっても「つながる」ようになったのは一歩前進であると思う。

平成26年度 メンタルフレンドサポーター養成研修会

活動4年目を迎えるメンタルフレンド。
今年度のサポーター研修会には、12名の学生たちが参加してくれました。

保健大2名、公立大1名、青森大3名、中央学院大2名、中央短大2名、明の星短大2名と、青森市内にある6つの大学からバランス良く(?)参加者が集まり、研修会終了後の懇親会でも親睦を深めていた様子。

実際の活動機会がないままに1年が過ぎてしまうことも多々あり、せっかく意欲を持って参加してくれた学生たちには申し訳ない限りですが、出番が回ってきたときには宜しくお願いします!

平成25年度の活動実績

訪問活動に至った平成25年度の活動実績は、継続が5件、新規が4件で、合計9件でした。
電話やメールでご相談をいただいた中から、実際に訪問活動にまで結びつくケースは2割程度。

本人の了承が得られることを訪問活動開始の条件とさせてもらっているので、やむを得ないところではありますが、潜在的なニーズは間違いなくあることを実感した3年目となりました。

平成25年度 メンタルフレンドサポーター研修会

今年度の研修会には、合計28名の大学生や社会人が参加してくれました。

3年目で初めて、青森市内にある各大学(青森大・保健大・公立大・中央学院大&短大・明の星短大)から同時に参加してもらえたというのは感慨深いものがありましたが、毎週、授業や仕事が終わってから足を運んでくださった研修生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

第2回「不登校について」の際のワークショップでは4つのグループに分かれて、「不登校の子どもを取り巻く環境」のことを話し合ってもらい、本人がどういった思いを抱いているのか、周囲が本人に対してどういったまなざしを向けているのかについて考えてもらいましたが、どのグループも偶然、子どもの設定を中学2年生にしていたのが何とも面白かったです。

14歳という年齢にきっと何かそういうイメージがあるんでしょうね。

半年ぶりに

実に、半年ぶりの書き込み。自覚していたことではありますが、相変わらず情報発信が苦手です・・・(-_-;)

訪問支援事業も3年目に突入しました。事業モデルとしている札幌市の「漂流教室」さんが年に50〜60件ほどの訪問活動を展開しているとのことだったので、単純に人口比でいえば、青森市では年に10件ぐらいのニーズがあるのでは?という見込みの元に活動をスタート。

県教委からの委託事業という形で展開した平成23年度が12件。委託事業が終了し、自主事業として展開した平成24年度が7件だったので、活動件数としてはほぼ想定どおりといった感じです。

ただ、昨年度はサポーターとして20名弱の学生に登録してもらったにも関わらず、実際に活動に携わってもらうことができたのはほんの一握りだったので、今年度はもう少し積極的に活動を宣伝していこうかなと思ってます。

ホームページにもアップしてありますが、平成25年度の新規サポーター募集を開始しました。チラホラと申し込みが来ていますが、今年はどんな学生さんたちとの出会いがあるのか非常に楽しみです。

今までやったことがなかったけれど、今度、研修会の様子もアップしてみようかな。カメラを持っていくのを忘れそうですが・・・

というわけで「漂流教室」の山田くん、相馬くん、ボチボチ元気にやっとりますよ(*^_^*)

白神キャンプ!

ティーンズ ステーション「あんだんて」キャンプ in 白神

日 程:8月7日(火)〜8月9日(木)

場 所:白神山地

宿泊先:アクアグリーンビレッジ ANMON(コテージ)
     (青森県中津軽郡西目屋村大字川原平字大川添417)
     http://www.kumagera.net/facillties/anmon.html

参加費:5,000円
    (宿泊費、食費(夕2回・朝2回・昼2回)、交通費、保険代等を含む)

対象および定員:
・小学校4年生〜中学生   20名
・高校生(グループリーダー) 5名

プログラム概要:
・森探検(マザーツリー&ブナ巨木ふれあいの径)
・川遊び
・アウトドアクッキング
・ナイトプログラム
・キャンプファイアー
・りんご狩り体験

連絡先:「あんだんて」白神キャンプ実行委員会事務局
     (子ども・若者サポート「つがる・つながる」内)
     TEL 090-2987-4053  FAX 017-744-1309

申し込み・お問い合わせはこちらから
http://kokucheese.com/event/index/41474/

家庭教育支援セミナー

家庭教育支援セミナー
不登校・高校中退・発達障がい
 〜青年期を見据えた学齢期における支援のあり方とは〜」

日時:平成24年3月4日(日) 14:30〜17:30 (開場14:00)

場所:青森市文化観光交流施設 ねぶたの家 ワ・ラッセ 交流学習室(1)
   (青森市安方1丁目1-1)

主催:訪問支援ネットワークあおもり

参加費:500円


【第1部】 講演 「子どもたちを取り巻いている“まなざし”」(60分)

講師:北海道教育大学札幌校准教授 平野直己氏(臨床心理学・精神分析学)

プロフィール
児童期・思春期の若者と家族の心理援助に関わる様々な施設・機関で研修後、札幌少年鑑別所法務技官として北海道に着任。北海道教育大学岩見沢校へ赴任後、学内に地域住民の相談室「子どもの教育と心理相談室」を開設するとともに、学外に一軒家を借りてフリースペース IPCユリーカを開設する。現在は同教育大札幌校の教員として勤務する傍ら、心理・教育・福祉など、多分野からの講演依頼を引き受けて好評を得ている。


【第2部】 パネルディスカッション(60分)

パネリスト
 平野直己氏(北海道教育大学札幌校准教授)
 小林志保氏(青森LD親の会「こんぺいとう」代表)
 酒井泰幸氏(青森県若者サポートステーション総括コーディネーター)

コーディネーター
 金澤拓紀(訪問支援ネットワークあおもり代表)


【第3部】 参加者を交えての意見交換・質疑応答(45分)


連絡先:訪問支援ネットワークあおもり事務局(金澤)
     (家庭訪問サポート「つがる・つながる」内)
     電話:090-2987-4053  FAX​:017-744-1309
     E-mail:info@tsugaru-t​sunagaru.com